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年齢が30代突入した独身男性がお送りする説法 踊る阿呆に見る阿呆

両親について

私は、両親に対して産んでくれてありがとうと思ったことは一度もないし、むしろなにしてくれてんねんぐらいの気持ちです。
友人にも酔っ払ってそんな話をしたりすると必ず『大人になればわかるよ』とか『働けばわかるよ』とか言われてきましたが、未だに改心しません。
世の中を基準にして自分の出生を根本から否定することがどれだけ親不孝であり非生産的であるかは理屈ではわかっていますが、結果として今の自分が満足のいく人生を送ってはいないし20歳まで住む所と三食を不自由なく得られてはいましたが、親から特に何かを学んだ記憶も思想もなく、ただただなんの教育方針もなく学力に合った学校に通い、ただただ学力に合った大学を卒業した訳です。

ただただ運動もできず、ただただ勉学をさぼり、ただただ努力を避ける。
それでも怒られることもなかったし、ないし親は正しい子育てを学んで実践しようという意思がなかったんだろうと感じます。両親も僕に対して努力を怠っていたんだと感じてました。だから、衣食住を与えてもらっていた対価として、飼われている間は世の中に迷惑をかけないと心に誓い、法律を犯すこともなく現在に至ります。

手のかからない息子で充分に2000万くらいの貢献ができたと思ってます。
そんな考えを持つおっさんを作り上げた 自業自得だと思ってます。
すごく可哀想な俺の両親 俺もすっごく可哀想。

悪い事もなく、いいこともなく、学生時代と変わらず誰にも迷惑をかけずただただ働いて所得を得てその範囲で生活をする。これまでも同じように、ただただ努力を避けて。
飽和を感じるほどの幸福感はないですよ。でも、テレビやラジオでバラエティやスポーツを見て笑ってられる精神状態であり、ゆっくり惰眠を貪れることは見方によっては幸せなのかもしれませんね。 でも、考えれば考える程俺の人生は地獄です。